研究活動・実績

超音波造影剤(ソナゾイド®)を用いたフックワイヤーガイド下乳癌センチネルリンパ節生検の有効性と安全性に関する研究

(承認番号17126)

研究課題名

超音波造影剤(ソナゾイド®)を用いたフックワイヤーガイド下乳癌センチネルリンパ節生検の有効性と安全性に関する研究 (承認番号17126)

研究対象

当院で乳癌に対するセンチネルリンパ節生検を予定されており、本研究への参加について文書で同意が得られた方。

研究目的

センチネルリンパ節を同定するための方法として、従来、放射性同位元素(RI)や色素が用いられてきましたが、RIを使用するためには特別な設備が必要である点や、色素に対してまれに重篤なアレルギー反応が生じる点など、様々な問題点があります。本研究では、より簡便で低侵襲な方法として、超音波造影剤(ソナゾイド®)を用いたセンチネルリンパ節生検を行い、その有効性と安全性について、従来法と比較検討します。

研究に用いる試料・情報

色素と超音波造影剤を併用してセンチネルリンパ節生検をおこないます。超音波造影剤で見つけたセンチネルリンパ節に対して、フックワイヤーという先端が曲がった細い金属性のワイヤーを留置して、確実に摘出します。従来の方法と比較し、フックワイヤー補助下に行うセンチネルリンパ節生検の有効性や安全性について検討します。研究実施期間は、西暦2022年3月までを予定しています。

外部への試料・情報の提供方法

カルテ番号、生年月日、イニシャル、病理検体番号、病歴、画像データ、手術情報、病理診断情報、リンパ節転移の状況、有害事象の発生状況等。

外部への試料・情報の提供方法

該当なし

研究組織

大阪大学医学部乳腺内分泌外科

お問い合わせ、研究参加辞退の申し出

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

連絡先

研究責任者

研究責任者

三宅智博(特任助教)
大阪大学医学系研究科・乳腺内分泌外科
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-2-E10
TEL 06-6879-3772
FAX 06-6879-3779
E-mail:office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp