研究活動・実績

乳房造影MRI検査で異常を指摘された病変に対する造影超音波ガイド下針生検

(承認番号17299)

研究課題名

乳房造影MRI検査で異常を指摘された病変に対する造影超音波ガイド下針生検 (承認番号17299)

研究対象

2015年4月から2017年10月に、当院で乳腺の造影超音波検査および造影超音波ガイド下針生検・細胞診を受けた方。

研究目的

乳房造影MRI検査は、乳癌の広がり診断において重要な役割を果たしているものの、特異度が低い(正常なものを病変であると過剰に診断してしまう)という欠点が指摘されています。特に本邦では、MRIガイド下針生検を保険診療として行うことが出来ないため、MRI検査のみで指摘された病変の確定診断に苦慮することが少なからずあります。そのような病変に対して、我々が現在行っている、造影超音波および造影超音波ガイド下針生検・細胞診の有用性と安全性について後ろ向きに調査します。

研究方法

患者背景(年齢・閉経状況・身長・体重・既往歴・家族歴・治療歴等)、画像データ(胸部単純レントゲン検査・マンモグラフィ・超音波検査・CT検査・MRI検査・PET-CT検査等)、病理結果、造影超音波および造影超音波ガイド下針生検に伴う合併症の有無等に関するデータを収集します。研究実施期間は、西暦2022年3月までを予定しています。

研究に用いる試料・情報

カルテ番号、生年月日、イニシャル、病理検体番号、病歴、画像データ等。

外部への試料・情報の提供方法

該当なし

研究組織

大阪大学医学部乳腺内分泌外科

お問い合わせ、研究参加辞退の申し出

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

連絡先

研究責任者(下記)

研究責任者

三宅智博(特任助教)
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科
〒565-0871 吹田市山田丘2-2-E-10
TEL:06-6879-3772  FAX:06-6879-3779
mail:office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp