研究活動・実績

整容性と根治性の両立を目指した乳房温存術および乳房切除術の有用性に関する多施設共同後ろ向き観察研究

(承認番号18009)

研究課題名

整容性と根治性の両立を目指した乳房温存術および乳房切除術の有用性に関する多施設共同後ろ向き観察研究 (承認番号18009)

研究対象

大阪大学乳腺内分泌外科(2016年4月から2022年12月)と大阪急性期・総合医療センター乳腺外科(2014年4月から2016年3月)で、乳癌に対して、整容性と根治性の両立を目指した乳房温存術および乳房切除術(Oncoplastic surgery)を受けた方

研究目的・方法

乳癌に対する標準的な手術として、乳房温存術と乳房切除術があります。1990年代に、乳癌を確実に切除すること(根治性)だけではなく、きれいに治すこと(整容性)も重視した乳癌手術(Oncoplastic surgery)という概念が海外で提唱され、世界中で様々な手術手技が報告されています。大阪大学乳腺内分泌外科と大阪急性期・総合医療センター乳腺外科でおこなわれた、整容性と根治性を重視した乳房温存術および乳房切除術(Oncoplastic surgery)の有用性について後ろ向きに調査します。研究実施期間は、西暦2028年3月までを予定しています。

研究に用いる試料・情報

診療記録、カルテ番号、生年月日、手術情報、患者背景(年齢・閉経状況・身長・体重・既往歴・家族歴・治療歴等)、画像データ(胸部単純レントゲン検査・マンモグラフィ・超音波検査・CT検査・MRI検査・PET-CT検査・写真画像等)、病理結果、等に関する情報を収集します。

外部への試料・情報の提供

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

研究組織

大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科 三宅智博 大阪急性期・総合医療センター 乳腺外科 加々良尚文

お問い合わせ先、研究参加辞退の申し出

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

研究責任者

三宅 智博
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科
〒565-0871 吹田市山田丘2-2-E-10
電話: 06-6879-3772
FAX: 06-6879-3779
メール: office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp