腋窩リンパ節への組織マーカー留置を応用した乳癌センチネルリンパ節生検の有用性に関する前向き観察研究
(承認番号19028)
研究課題名
腋窩リンパ節への組織マーカー留置を応用した乳癌センチネルリンパ節生検の有用性に関する前向き観察研究 (承認番号19028)
研究対象
当院で乳癌に対するセンチネルリンパ節生検を予定されており、本研究への参加について文書で同意が得られた方
研究目的・意義
センチネルリンパ節生検をおこなう前に、腫れている腋窩リンパ節に組織マーカーを留置することで、より確実な腋窩ステージングが可能となり、さらには不要な腋窩リンパ節郭清を省略することを目指します。
研究方法
腫れている腋窩リンパ節に対して組織マーカーを留置します。その後、従来の方法でセンチネルリンパ節生検をおこない、組織マーカーを留置したリンパ節も一緒に摘出します。センチネルリンパ節と組織マーカーを入れたリンパ節との関係や、それらの転移状況、腋窩リンパ節郭清を省略することができた割合など、について前向きに観察します。
研究に用いる試料・情報の種類
カルテ番号、生年月日、イニシャル、病理検体番号、病歴、画像データ、手術情報、病理診断情報、リンパ節転移の状況、有害事象の発生状況 等
お問い合わせ、研究参加辞退の申し出
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
連絡先
研究責任者
研究責任者
三宅 智博(特任助教)
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科
〒565-0871 吹田市山田丘2-2-E-10
電話: 06-6879-3772
FAX: 06-6879-3779
メール: office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp