研究活動・実績

当院における進行・再発乳癌に対するフルベストラントの使用成績の検討

(承認番号XXXXXX)

研究課題名

当院における進行・再発乳癌に対するフルベストラントの使用成績の検討 (承認番号XXXXXX)

研究対象

2011年11月以降に当院で進行・再発乳癌に対してフルベストラント の投与を受けられた患者さんを対象としています。

研究目的・方法

フルベストラントは、閉経後ホルモン受容体陽性進行・再発乳癌患者に対する乳癌治療薬です。今までは、アロマターゼ阻害薬耐性後の2次内分泌療法以降での使用が推奨されていましたが、本年になり多施設共同無作為化二重盲検第III相試験(Falcon試験)の結果が発表され、1次治療から使用可能となりました。本研究の目的は当院におけるフルベストラントの使用状況、有用性、副作用などついて検討することです。

研究に用いる試料・情報

患者さんの年齢や月経状況などの個人情報、乳がんの臨床病学的検査結果(腫瘤の大きさ、リンパ節転移の有無、ホルモン受容体の発現状況など)、術後の治療法、再発後の薬物治療の種類とその効果、再発・転移の状況、フルベストランの効果や副作用の有無などの臨床情報などが使用されます。患者さんの個人情報は匿名化を図り取り扱われます。

お問い合わせ、研究参加辞退の申し出

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

連絡先

研究責任者(下記)

研究責任者

金 昇晋(准教授)
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科
〒565-0871 吹田市山田丘2-2-E-10
電話: 06-6879-3772
FAX: 06-6879-3779
メール: office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp