がん関連遺伝子解析による乳がんの予後診断法の開発
(承認番号580)
研究課題名
がん関連遺伝子解析による乳がんの予後診断法の開発(承認番号580)
研究対象
1993年から2007年までの間に当院の乳腺内分泌外科で手術(乳がんあるいは乳腺良性疾患)の方
研究目的
本研究の目的は、複数のがん関連遺伝子(TP53, HER2, PIK3CA等)に着目し、乳がん組織におけるこれらの遺伝子の発現、変異(塩基変異、コピー数変異)等を解析することによって、乳癌の予後を高精度に予測する予後予測法を開発することです。乳がん手術で摘出された腫瘍組織等(パラフィンブロック)よりDNA、RNAを抽出し、複数のがん関連遺伝子(TP53, HER2, PIK3CA等)の発現、変異等解析を実施します。これらの解析結果と乳がんの臨床病理学的特徴および患者の予後との相関を詳細に検討して、新しい乳がんの予後診断法の開発を目指します。研究期間は2008年~2027年を予定しています。
研究方法
乳がん手術で摘出された腫瘍組織等(パラフィンブロック)よりDNA、RNAを抽出し、複数のがん関連遺伝子(TP53, HER2, PIK3CA等)の発現、変異等解析を実施します。これらの解析結果と乳がんの臨床病理学的特徴および患者の予後との相関を詳細に検討して、新しい乳がんの予後診断法の開発を目指します。
研究期間 2008年~2022年
研究に用いる試料・情報の種類
試料:手術で摘出した乳がん組織、良性乳腺疾患組織等
情報:乳癌に関する臨床・病理関連情報、治療歴等
外部への試料・情報の提供
外部への資料・情報の提供は、実施しません。
研究組織
研究責任者
下田 雅史 ・大阪大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科・准教授
研究実施担当者
-
島津研三 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・教授
直居靖人 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・招聘教員
加々良尚文 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・助教
三宅 智博 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・助教
草田義昭 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・助教
吉波哲大 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・特任助教
阿部かおり 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・特任助教
堀 亜実 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・医員
大井 香 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・医員
佐藤泰史 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・医員
久保杏奈 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・医員
川崎 香 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科・医員
お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。但し、拒否の要望が届いた時点で既に論文や学会等で研究成果として公開されていた情報については、破棄できませんのでご了承下さい。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
加々良尚文
大阪大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科・助教
〒565-0871大阪府吹田市山田丘2-2-E10
TEL 06-6879-3772 FAX 06-6879-3779
E-mail: office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp
研究責任者
下田 雅史
大阪大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科・准教授
〒565-0871大阪府吹田市山田丘2-2-E10
TEL 06-6879-3772 FAX 06-6879-3779
E-mail: office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp