研究活動・実績

大阪大学遺伝性乳がん診療ネットワークを活用した遺伝性乳がんの 診断と治療に関する研究

(ヒトゲノム研究審査承認番号695-4)

研究課題名

大阪大学遺伝性乳がん診療ネットワークを活用した遺伝性乳がんの 診断と治療に関する研究 (ヒトゲノム研究審査承認番号695-4)

研究対象

遺伝性乳がんが疑われる方

研究目的、意義

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群を含めた遺伝性乳がんに対する、診断方法・サーベイランスおよびリスク低減手術など、病態に応じた適切な診療の確立を目指す

研究方法

遺伝性乳がん・卵巣がんを含めた遺伝性乳がんが疑われた方(未発症および既発症を含む)に対して採血または唾液採取をおこない、単一遺伝子検査またはマルチジーンパネルを用いて遺伝性乳がん関連遺伝子における病的変異の有無を調べる。検査の結果、対象遺伝子に病的変異が見つかった場合には、サーベイランスやリスク低減手術など、個別の病態に応じた診療を提供する。さらに、遺伝性乳がんにおける臨床病理学的・分子生物学的特徴についても検討をおこなう。

研究に用いる試料・情報の種類

血液、唾液、病理組織検体、乳がん関連遺伝子の変異情報、家族歴、カルテ番号、生年月日、イニシャル、病理検体番号、病歴、画像データ、手術情報、病理診断情報、等

主たる研究機関

大阪大学医学部附属病院

共同研究機関

大阪国際がんセンター、堺市立総合医療センター、市立伊丹病院

お問い合わせ、研究参加辞退の申し出

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

連絡先

三宅 智博(助教)
大阪大学医学系研究科・乳腺内分泌外科
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
TEL 06-6879-5111(病院代表)
FAX 06-6879-3779(医局)
E-mail:office@onsurg.med.osaka-u.ac.jp

研究責任者

三宅 智博(助教) 大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科